双子座のミニー、ミニマリストで軽やかに生きたい

当たり前のことができない、常識もない自分に嫌気がさして、楽に生きようといろんなモノや行動、思考を捨てています(現在進行中)。ホロスコープなど占いも好きです。

【個人的見解】散財の原因要素3つ

収入に見合ったお金の使い方ができないことが多い人生を送ってきました。

 

今もとても苦手で日々研究と後悔と言い訳と反省を繰り返しています。

幸い、ハイブランドを何が何でも買いたい!というほど物欲はなかったため、買い物で借金数百万こさえたりとかはなかったのですが、それでも収支が狂い続けて、もう少し小さい規模の借金はありましたし、みんなみたいにきちんとできない…といつも後ろめたい気持ちになっていました。

 

そもそもなんでこんなに苦手かって、算数ができなかったんですよ。笑

数字の感覚がない。ほしいか、ほしくないか、高いか安いか、みたいな感覚しかなくて、これを買ったら残金はいくらで、そしたらほかのことに使えるのはこのくらいで、という考えが頭でざっくりとも考えられなければ、書き出すことすら嫌いという。

お金は使ったらどこかから(イメージ的には、架空の「おじいちゃま、おばあちゃま」みたいな存在から。実在の祖父母ではなく…)降ってくると思っていました。いまでもなぜかそう思っているところがあります。

お嬢様ならよかったんですよ、いやほんと。。。

 

なぜこれだけ実家が貧乏だったのに、ナチュラルボーンお嬢気質なのか。

自分でも長年の謎です。

ただひょっとしたらヒントになるかもと思ったのが、わたしは母が跡継ぎのため母方の名字で母の実家で生まれ育ったのですが、ホロスコープによると父方の影響が強いらしいのです。

父方は今は縮小したと言っていますが、昔から裕福な家系なのです。父が貧乏な田舎の家に飛び込んで婿入りした異色というか、変わり者なんですよね。

 

その影響が強いので、いくら貧乏臭い生活を強いられても、なぜか頭の中だけお嬢だった。もうそう説明するしかありません…。

弟とかは全然違うので(彼は昔から貯金や買い物が上手。仕事も運よくいいポジションを与えられる、みたいな自力での財運と仕事運の強さがあります)そのあたりは生まれ持った気質だと思います。

 

それと同じくらい散財に関わる原因は、わたしはコンプレックスと体調不良だと思っています。

 

わたしのコンプレックスは、貧乏臭いことやダサいこと、不細工なこと、コミュニケーション下手に対して強く出ていたと思います。

生まれてからすぐ影響があるナチュラルボーン(この単語好きです)の月が獅子座。その次がおしゃべり大好き双子座。そして思春期はみんなと一緒がいい、恋愛体質(になりたい)、ミーハー金星蟹座。

これらが求める欲求があまり解消されずにきてしまい、それがコンプレックスとなって無計画な買い物につながっていた。と星のせいにしてみる。笑

 

実家は、別にダサいのが美徳というわけではないと思いますが、みんないろいろなことに我慢に我慢を重ねもう麻痺しているように見えました。でもそれが当たり前という感じでした。

子供のころはすでに平成でしたが、まだ「おしん」の明治時代ぐらいで思考が止まっているような、そんな家庭でした。

頑張っても楽にならない、物質的に報われないしここから状況が上向きになる見込みもない。家族仲も良いとは言えない。

ならばそこで消耗せずに別の道を、どこか抜け道を探そう、と方向転換が最大の解決策だと思っているのは、わたしが貧乏とはいいつつも物質的に恵まれた現代日本で生まれ育った双子座人間だからかもしれません。

「住居移動の自由」「職業選択の自由」を日本国民の権利としてもらっていても、その権利を行使するという思考がないのか、罪悪感があるのか、決してそこから動こうとしませんでした。

女系、というか祖母と、その教えを受け続けた母がその傾向が強いようです。

 

なんだかわたしだけ軽薄なようですが、周りがバブル(が田舎に影響があったのかはわかりませんが、少なくとも今よりもよっぽど地方経済は回っていました)な若夫婦とその子供、という世代。新しいもの好きの地域性により、いつまでも明治な我が家はなんとなく浮いた存在だったのが子供のわたしにも感じられました。

 

「みんなが持っているものを持ってない」「服がださい」といった物質的なコンプレックス、うちは家族がどちらかというと不仲なのに「わが子が大好き!」「親が大好き!」と声高に叫ぶ仲良し親子へのコンプレックス、そこから歳をとると「もてない、彼氏が出来ない」「恋愛スイッチがない」とか異性コンプレックスまで発症してしまいました。

 

もう少しいろんな人種がいたら、いろいろ考えがあるよねと多少は理解できたかもしれませんが、なんといっても人が少ない。入れ替わりもない。自分が変だ、自分の家が変だと必要以上に思い込んでしまっていました。

 

そこから、お金を使うことや周りと同じようにすること、それどころか周りより少し抜きんでることに対して妙な執着心を覚えてしまい、被服費やら化粧品やら…無駄に買っていました。

理想は(当時の)雑誌モデルの部屋のようにずらりと服や靴、化粧品などがずらりと並んだ空間。

お金なかったくせに、使い切れないくらいの量は持っていましたが、「わたしはこれっぽっちしか持っていない」と思っていました。

 

 

また、残るもの以上に浪費が今でも多いのが消え物、とくに食べ物です。

わたしは昔からすごく疲れやすく、とくに外でいい顔して忙しく予定をつめていた時代は、帰ってくるともうぐったりしてなにもできませんでした。

外食や、中食でも惣菜やコンビニフード、缶のお酒など、ついついめんどくさくてそういうものを買いまくっていました。お酒はたまに買うくらいですが、コンビニやお総菜コーナーは今でもつい頼ってしまってます。

食べ物と飲み代だけでお給料が飛ぶこともしばしば。そのほかの楽しみにまったくお金をかけられない、でも疲れすぎて、めんどくさくて、もう何もしたくない…という悪循環をつい起こしてしまいます。

 

わたしのような疲れやすくめんどくさがりな人間は、外での飲みや遊びなどの楽しみも、外での仕事などの大変なことも、ほどほどにしないと家庭内部がめちゃくちゃに混乱してしまうんですよね。

どんどん家にいるのが嫌になり、どんどん荒れていきました。片づけに手をつけるのも嫌で、家に何があるかもわからなくて、無駄にいろいろ買ってましたしね。

そして自分に自信もなくなるという。異常に卑屈でした。

 

家を整え、冷静に目利きし、リッチブックを作るだけの余裕は、余裕ができたときではなくはじめからそれも予定にいれて行動します。

家のことをきちんと考えて動けるだけ、時間と体力を余らせるようにしてます。

それでも充電切れになりがちなので、情けないんですが…。

まぁそれでも家が日常的に荒れ果てず、ちゃちゃっと片づけ、掃除、洗濯すれば短時間ですぐ整う状態にはなっているので、断捨離のおかげでこんなわたしでも家を維持できていると思います。

 

ミニマリストになることはわたしのようなコンプレックスだらけでプライドが高い、そのくせ能力が低く生活力がなく体力もないという、ダメ人間が真人間ぽくふるまうための、至上最強の救済措置だと切実に思っています…。