SNS&自分の感情との付き合い方について
何度目かわからないけど、最近SNS疲れなのかもしれない。
mixiから始まり、一通り流行ったSNSのアカウントは作ってきたほうだと思います。
SNSとの付き合い方は10年くらい答えは出ないまま、あちこちのアカウントがそのままになっています。
時々「SNSイヤイヤ期」が訪れつつ、なんとなく続けているものが多いのですが、最近またそのイヤイヤ期の到来を感じています。
マイナスな感情が出てくるのです。
最初は楽しい。だんだん嫌になる。
どのSNSでも共通して言えるのが、最初はとても楽しいツールなことです。
目新しさもありますし、最初は好きなものの情報だけが流れてくるツールとして使えたり、ごく少数の仲良しな友人とだけつながっている状態だったりで、居心地が良く楽しみます。
それが、徐々に友人の数が増えていくと、共通の友人からつながりが増えていき、気が付くと子供のころから大人になるまでのありとあらゆるつながりがごった煮になった世界になります。
誰に対しても同じ顔を見せているわけではありません。
各所でキャラがブレながら生きてきました。
基本的には内弁慶なタイプなので、そうなるとすぐ言いたいことも言えないこんな世の中になります。内弁慶であろうとしゃべらずにはいられない双子座にとって、そんな環境はポイズンでしかありません。笑
SNSの多くは他の人がシェアしたい情報が流れてきます。最初は好きな情報だけキャッチしていればよかったものを、知りたいとも思っていなかった情報が無作為に目に入ります。わたしの脳みそは容量が小さく、要領も悪いようで(はい、ヨウリョウでかけました、すみません←)大事なことを考える余裕が減るようです。
一番しんどいのは自慢
そして、環境の変化に伴い、昔仲が良かった人でも疎遠になってしまったり、距離を置きたくなったりもします。
きっとお互い様なのですが、幸せ全開記事を素直にいいねと言ってあげられない時期ってあるんですよね。自分がとても辛かったり、悩んでいたりする時期に、「私はこんなに幸せなのよ!」とアピールされると、なんだか萎縮した気持ちになります。
そのくせ、自分も人生を謳歌している風のことを書いたり、自分をよく見せたくて一番写りのいい写真を選んだりして、自己顕示欲を満たして人に嫌な気持ちを与えてきたと思います。
小さい人間だなーと思いますが、昔はこれでも結構無理して祝福したり褒めたりうらやましがるアクションを取っていたんですよね。
だからひょっとしたら自慢したい人にとっては都合の良い存在だったかもしれません。そうすると、ますますそういうタイプの人が寄ってくるんですよね。でも友達がいないよりはいいか、と思っていました。
そういうタイプは往々にして華やかなことも多いので、そのグループにいれることが良いことだとも思っていましたから。
自分をせこい人間だと思わせたくないがために、懐が大きい人ぶって、挙句の果てにじわじわ消耗して嫌な気持ちになっていました。
なんだかそのほうがせこい気がしてきたんです。
「わたしはせこくて小さくプライドもある、めんどくさい感情を持つ一人の人間だ!」と認めてしまった方が楽になりました。
そして、見たらイライラしたり悲しくなる記事や褒めたくない記事からはまず逃げる、目にしても見てないふりをするようになりました。
某FBやつぶやき場はほとんどの友人をタイムラインに表示しないようにして、タイムラインテロを減らしました。自分が見たい時に見たい人のページを見に行く仕様にしました。
某写真SNSは、インテリア等で参考写真を探す用の別アカウントを作って、基本そちらを見るようになりました。
それで「SNSに興味がない人」という感じでやり過ごせるようになったのですが、たまーに某写真SNSの個人名アカウントを開いてみると、最近めんどくさい人がいて。。。その人の記事は見たくないなと思ったのがきっかけで、アカウント自体も消してしまいたいと思うようになりました。
気にしなきゃいいというのは重々承知していて、でも何を気にしてしまうかって個人差があることなんですよね。結婚後他人だった人と生活する中で実感してきました。
そして人の正直な感情ってへたに蓋を閉めてしまうと、あとあと大爆発してしまうのも何度も実感しています。
実際に表に出す行動はソツがないに越したことはありませんが、悲しい!むかつく!という自分から湧き出た感情は大事にしていいと思っています。
そしてときには表の行動でも本気で怒ってもいいと思うようになりました。
こんなことを書きつつ、長年怒りの感情とうまく付き合えませんでした。
もっとも身近な大人として見ていた母と、性格が似ていると思っていたのに似ていなかったこと、それが怒りとうまく付き合えなかった原因のひとつだと思っています。
わたしの母は怒りを口にしないで流すタイプですが、わたしは気が弱いのは似ていても、近い存在には感情を口にしないといつまでも整理できないタイプだったのです。
それを、余計なことは言うものじゃない、マイナスなことを口にするとさらにマイナスになる…といった、親の一種の洗脳から言葉にするのを我慢していたので、結局いつもフツフツしていました。汗
母より良くも悪くも言動が目立ってしまうタイプなので、これはもう生まれ持った性質と思うしかないと思います。
SNSの話とはズレてしまいましたね。
まず自分を大切にできる環境づくりをしていきたいと思っています。
じゃないと、大事な人も大切にする余裕がなくなっちゃうから。。。
そのために、ノイズになってしまうSNSは、もっともっと削減していいかなと思っています。
今以上に、大切なものやことに時間とこころを使っていきたいです。