双子座のミニー、ミニマリストで軽やかに生きたい

当たり前のことができない、常識もない自分に嫌気がさして、楽に生きようといろんなモノや行動、思考を捨てています(現在進行中)。ホロスコープなど占いも好きです。

弱い胃が教えてくれたこと

わたしは身体が強い方では…ないですね。

 

昔から胃が弱いことが生きる上でネックになっています。

 

悲しいことやしんどいことがあったとき、メンタルよりも胃がやられます。

すぐ胃の調子が悪くなるので、周りからはメンタルが弱い人だと思われているかもしれません。

 

少しでも無理をするとすぐ胃が悲鳴をあげます。

周りからはなまけものだと思われているかもしれません。

 

 

かつて、今以上に身も心もよくばりでした。

欲しいものはすべて手に入れる!が(主に女性誌界隈で?)美徳。

わたし、田舎者だったからかおしゃれな人=ギャル、派手みたいな認識で。

そしておしゃれなものや人の情報は85%雑誌からだったんですよ。

 

高校生の頃なんかは、女子大生読モブームだったのか、JJ bisを筆頭に有名な大学生が雑誌を飾っていました。

有名大学に通う華やかな女子大生たちに憧れました。頭が良くて美人でおしゃれなんてかっこいい、人生謳歌してるって感じがしました。

なぜか読モになりたいとまで思ってました。引っ込み思案のくせに。

勉強を頑張って東京に行くモチベーションにしていました。

それはそれでほほえましいですけど、影響されすぎて、自分の境遇や持っていないものをひどく嘆く時期がだいぶ長く続きました。少なくとも独身時代はずっとそうでした。

 

華やかさ、女性らしさに憧れながら、わたしは身の回りの基本的なことがきちんとできない、だらしない女でした。

 

ほんとにおしゃれかどうかはとりあえず置いておいて、華やかな?派手な?服で自分なりにおしゃれに着飾る一方、家にはコーデを組んだり化粧したりコテで髪を巻いたりスタイリング剤をつけたりした残骸が放置されているのが常態化してました。

 

夜更かししたり、お酒をガンガン飲み歩いたりして、翌朝ぐったり、起きれない…

遅刻はしょっちゅう、準備もそこそこ、自炊なんてめったにしない、常にお金はなく、常に疲れていました。

洗濯や掃除が滞り、あの春香クリスティーンさんの家を馬鹿にできないほど、散らかり汚くなってました。

 

それでも生活そのものを改めることはせず、うまく回っていないのに無理やり押し切り続けました。

なんでわたしは人並みのことができないんだろう、なんでわたしは計画性がないんだろう、なんでわたしはだめなんだろう。。。と思いながら。

 

ベロベロに疲れながらも、元気がいい友達グループにひっぱられ次の日が仕事でもよくオールしてました。誘いを断るということを知らないのです。

いまだからカミングアウトすると、お金が足りなくて副業バイトをしてた時期もあります。

そんな生活だから仕事にも集中できなくて、よく怒られていました。自己管理ができていませんでした。

それでも、「ガンガン仕事して、がっつり遊んで、謳歌してる私!」を大事に思っていました。

 

わたしがこのままではいけないと思うようになったのは、結婚して人間ドックを受け、胃の状態の悪さを知ってからです。

独身の頃は当時の勤務先規定の健康診断では若年者はバリウムまでやらないため、よく胃は痛くなっていましたが放置していました。

 

こんなに身体が傷ついていたんだ…と思うと、生活を改めなくてはいけないと思いました。

 

 

 

「できるだけ胃が痛くならない生活」

 

↑今でもそれは大きなモチベーションというかテーマです。

家が散らかっているから、人が家に来るとなると死ぬほど焦ります。

何かが必要になったときすぐ出てこないとどうしおおおおぉと焦ります。

なぜかいつも締切ギリギリにならないと行動できず焦ります。

予定をつめすぎると、こなせなくて心も身体も疲弊します。

汚部屋の住人だという後ろめたさから、気持ちが暗くなります。

 

そういうことで、胃を痛めないようにしたいのです。

結婚してからは、わたしひとりでなく夫までそういう目で見られてしまうのはイケナイと余計に思うようになりました。わたしのだらしなさで夫の評判まで下げるわけにはいかない!と。気づかずに下げているところはあっても、せめて責任意識は持っていたいです。

 

そして、胃の状態を見たことで、わたしはなんでも手に入れられる、欲張りできるパワフルな器じゃないことを自覚しました。

 

そして省エネモードへ

 

管理できないなら、管理できる量までモノを減らす。

ガンガン働いて稼ぐのが苦手なら、使うお金の額を減らす。

どうしても欲しいものがあった時に蓄えで手に入れられるよう、見栄、無理、無駄な買い物を避ける。

交際費と人間関係に悩むくらいなら、幅広い交友関係はいらない。たまにでいい。

料理が苦手でも、「映える料理」とか「ウケる料理」とか考えないで、素材そのまま料理でいいから作る。できるだけ旬の物を選べば安くておいしいんだから、ゆでたり焼いたり塩ふったりだけでもいいじゃないか、と自分を許す。

できない後ろめたさを持たないように、家事するだけの気力体力が残るよう外での活動で消耗しきらない。片付けしやすい家の仕組みを作っておく。

 

こうして省エネモードに突入していきました。

日々改善点はどんどん出てきますが、昔と比べると人生の混乱は格段に起きにくくなったと思います。