双子座のミニー、ミニマリストで軽やかに生きたい

当たり前のことができない、常識もない自分に嫌気がさして、楽に生きようといろんなモノや行動、思考を捨てています(現在進行中)。ホロスコープなど占いも好きです。

卒アルを処分しました

懸案事項だった卒アル、ついに手放しました。

 
実家から持ってきて自分で保管していたのは2冊で、そのうち1冊はすでに処分していました。
先に処分した卒アルは人生最大のぽっちゃり期ではありましたがw別に超暗黒時代とか思っているわけでもなく、遊びも勉強も恋愛も頑張っていたころでした。
まったく見返さない、というわけでもなく、たまに開いてはあぁこんな人いたなと懐かしい気持ちになったり、細眉や縮毛矯正全盛期の女の子たちを懐かしんだり、当時の気持ちを思い出したりしていました。
でも振り返ってみると、いつも焦燥感にかられている時代でもありました。流行を追いかけ、イケてる人になりたくてわざと不良っぽくしたり、そういう人とつるんだり。校則違反でつかまらないかヒヤヒヤしたり。学校や部活をさぼってどこかに行ってしまったり。
親も学校も信用していなかったから、どう思われてもどうでもいいって思ってました。友達と彼氏いればまぁいっかみたいな。
…今思い出すと疲れてくるんですね。いわゆる青春期を振り返るのももういいかなという気持ちになり、処分することにしました。
 
 
もう1冊は、学生時代の中で一番楽しかったと記憶する学校の卒アルだったのでとってありました。
ただ、マンモス校だったから卒アルがすっごく大きかったんです。そして、大多数の卒業生は見たこともない人、もしくは見覚えはあっても話したことがない人、話したことはあるけどただの顔見知り(今となっては顔見知りでもない可能性大)です。
 
この間、この卒アルにうつっている、「微妙に知っている人」がたくさんいる集まりに行きました。
1年生の時以来付き合いのない人でも意外と覚えてるもんだな、なんて思いながらも、もうあの卒アルはいらないなと自分の中で捨てる決意もついたんですよね、自然と。
いちばん楽しい時代だと思っていたんだけど、楽しさは砂上の楼閣だったのかなって感じてしまったんですよね。
 
そこの学校はわりと経済的に恵まれて、頭と要領もそこそこ良く、多少ハメを外したりやらかしたところで、痛くもかゆくもないような学生が比較的多かったんです(そうでない人もたくさんいますが、仲よくしていたのはそういうタイプが多かったです)。
ちょっと殿上人の遊びみたいなことをやっているところに加わっても、お金も体力もない、田舎もので要領も悪いからハメを外すにも程度がわからない、やらかしたら親には絶対助けてもらえない、というのがベースである自分は無理をして付き合っていたところがありました。
 
 
素の私は、お酒を無理やり飲まされるのは嫌いだし体調も悪くなる。
 
オールに付き合った後は身体ボロボロ。財布はスカスカ。家事をする気力もなく、家の中はぐちゃぐちゃ。自分に自信がなくなる。
 
ちゃらい男はたとえ楽しかったり雰囲気が好きでも、本気で付き合いたくないしましてや結婚なんて絶対やだ。
 
青春のキュンキュンラブストーリーやジェットコースターのような激しい感情なんていらないから、出来るだけ早いうちに生活も情緒も安定したやさしい人と結婚して平和に豊かに暮らしたい。
 
そんな本音を隠して、ペルソナで学生時代は彼らとかかわっていたんだな、と気づかされました。
そして、スペースをとり重たい卒アルが自分の中で色あせてしまいました。後生大事に保管しておかなくてもいいかなと思いました。
 
親のお金で買ったものなので唯一親にだけは申し訳ないなと思いましたが、今まで卒アル代以上の金額分、親のお金で買ったものを処分しているし、幸か不幸か無関心な両親の為、卒アル見せろと言われたことも話題にのぼったことも今まで一度もありません。
静かに手放すことにしました。
 
今でも別につまらない学生時代だったとは思わないし、卒業して良かったと思っています。
これからもお付き合いをしていきたい友人は卒アルを見なくたってすぐに思い出せますし、会ってご飯やお酒を楽しみながら近況を話していくでしょう。
それだけでいいなと思っています。